離婚裁判しようとする側に原因があるとき
離婚の原因として一定割合あるのが一方の不貞行為でしょう。
夫が不貞行為をしてそれに我慢ならない妻が離婚したいと訴えます。
このときに離婚裁判をすれば証拠などがきちんとそろっていれば妻側に有利な判決が出て無事離婚が成立するでしょう。
もし夫が不貞行為をして夫が離婚をしたいと言って妻が拒否をしたときはどうなるかです。
妻としては夫の不貞行為は許せないものの小さい子供のことを考えると離婚はできないと思うようです。
離婚裁判においては有責配偶者からの申し立ては成立しにくいケースが多くなります。
さらに小さい子供がいてその子のために妻側が離婚したくないと言っていると裁判所の方も家計を優先するようにと離婚を認めてくれないでしょう。
裁判をしたとしても勝ち目が少ないのであれば行うこと自体が無駄になるので、今一度話し合う必要がありそうです。
裁判をすれば何でも解決できるわけではなく、結局話し合わなければ解決しないこともあります。